◎ なお爺の固着外し
なお爺の固着はずしは手順①、②〜の順で進めます、なお使用してる竿はだいたい5000円くらいな物なのでいつも破損覚悟です、高価な竿は本格的な方法で行ってください。
(作業前準備)
固着箇所より上部のガイドを全てを取り外し固着箇所とその下部(元竿まで)だけの状態にします。
手順①
ドライヤー等で固着箇所を手を当てられない程きつく暖めます。
手順②
暖まったら、竿先に水受けを用意し素早く冷たい水を注します。
手順③
水を注し終えたら、ここもまた時間を置かず素早く竿尻のキャップを締め固着がとれるかどうか、トントンと上下に叩きます。
暖めたり、冷やしたり理論的には合ってると思うのですが、なお爺はここ6年ぐらいで5回くらい固着し、すべてこの方法で回避しました、だけど一度だけ釣行中に竿が折れました、恐らく暖め過ぎたのが原因で竿が傷んでたのだと思われます。
(2016年1月)
◎ ゴロタのウキ作り
前にも申しましたがゴロタはタナがなく問題はポイントだけ、他の磯釣りより考えやすい、だけど根掛かり必至、ウキと仕掛けは消耗品、と言う訳でウキは自作します。
(手順〜)
まずはスギ材等の柔らかい加工しやす
い丸棒を選び、切断〜角をとります。
右図のように①〜③の穴をあけます。
①の穴‥‥ケミホタルのサイズ
②の穴‥‥①より大きいサイズ
③の穴‥‥作図上大きくとってあるが
針金サイズの細い穴
ここでは左側のWサルカンに真ん中の板オモリを上図の②の穴のサイズまで巻きつけます。
板オモリを巻いたサルカンの輪と③ の穴を針金で通すんですが、直ぐには上手く行きません。
なので先ず道糸を通します、そしてその糸を張って穴の位置を合わせて針金を通します。
道糸を通す時に裁縫の針糸通しが メチャ便利。
いよいよ最終段階、調整用のオモリを入れ接着剤を ③の穴や板オモリの隙間から染み出るくらい しっかり詰め込みます。 そしてカラーリング、ドブ漬けで仕上げです。
なおドブ漬けのコーティング剤は置いておくと直ぐに固まってしまうので
使い切るまでなお爺は一遍にウキを20〜30個くらい作ります。
理想はタマゴ型なんですが角を削る作業が非常に煩わしいので、こんな不細工になりました。ときどき道糸の絡まりが気になるんですが、90%以上は浮きで合わせず仕掛けの位置の確認と遠投の為のやや重めの仕様です。